■肺ドックのご案内
【主な検査項目】
・最新鋭・超高速ヘリカルCT『マルチディティクターCT』
(食事制限などの事前準備不要)
・胸部XP
・かく痰細胞診
・肺機能検査
・腫瘍マーカー
・呼吸器内科の専門医による診察
【費用】
・20,000円(消費税別)
【お申込み・お問い合せ】
・健診センター専用ダイヤル:011-233-3040
■思いあたる方は、肺ドックを受診しましよう
・喫煙指数400以上(喫煙指数:1日の喫煙本数×年数)
・同居者にヘビースモーカーがいる。
・血縁者にがんになった人がいる。
・風邪をひくと咳・痰が長引きやすい。
■『マルチディテクターCT』による肺ドック
最新鋭の超高速X線ヘリカルCT『マルチディテクタCT』を導入し
新たに『肺ドック』を実施しております。
肺がんの早期発見のために、より高度な診断へ・・・
専門医が画像診断します。
日本人の肺がんによる死亡者数は、2011年より年間7万人を超
えております。男性におけるがんの中では、肺がんが、がん死亡率
原因のトップに立っており、がん死亡の実に23.9%(平成26年)
を占めております。死亡率は胃がんの14.4%、肝臓がんの8.8%
を上回っています。女性の死亡率でも、肺がんは胃がんの11%の
次に多い14%となっています。
従来多かった胃がんの死亡率が確実に減少している大きな理由と
して、胃内視鏡やバリウムなどによる健康診断などで、早期発見・
治療が可能になったことが考えられます。それに対して、今まで肺
がんは早期発見が少なかったため、治療が遅れてしまう傾向にあり
ました。当院で採用しているマルチディテクターCTの使用により
肺がんの検出率が従来の方法に比べ約2倍となり、数mmの大きさ
の初期がんが検出できるようになりました。15mm以下の肺がんの
場合は、生命予後は格段に良くなります。治癒も可能な早期肺がん
検出のために、肺がんの治療実績が道内トップクラスの呼吸器内科
呼吸器外科の多くの専門医のいる当院で、定期的に肺ドックを受け
ることをおすすめします。
□マルチディテクタCT
■肺ドックで診断可能な肺がん以外の疾患
肺ドックは、長期喫煙者に併発しやすい肺気腫や、虚血性心疾患
などの一部の心臓血管疾患の早期発見にも有効です。肺気腫は治療
が遅れたり病状が進行した場合には、酸素吸入が必要となる状態や
寝たきりになったり、手術が必要になる買いもある病気ですが、肺
気腫も、症状が出る前の軽度な状態から診断が可能です。