看護部紹介
●看護部長挨拶 当院は呼吸器疾患単科の施設ですが、外科手術・内科での化学療法は高く評価さ れています。手術室看護や外科の周手術期看護は、安全と確実性が求められます。 また内科では、ほとんどの患者さんが化学療法を行っています。 そのため、化学療法にもEBNに基づいたケアが問われます。単科の施設でありな がら、高度な治療に肩を並べるように看護も質の高いものが求められます。 スキル技術だけにとらわれず、患者さんひとりひとりの価値観を大切にできる看護 師を目指します。 どこまでも探求すると限りのない『がん看護』をじっくり学ぶことができる環境 です。はじめて『がん看護』に携わる人も、もう一度自分の『看護観』を振り返っ てみたい人にも、一緒に学び共感を得ることのできる仲間や導いてくれる上司もい ます。 キャリアアップを図る院外の研修参加率も高く、院内の研修もラダーに沿 った現在研修と『がん看護』『看護研究』等と充実しています。 『新人看護師』が戸惑うことなくひとりの職業人として看護師になれるように、充 実したプログラムも検討中です。 |
❤ 看護部理念・基本方針 |
●看護部理念
患者さん一人ひとりの尊厳を守り、安全で安心な療養環境の中で
その人がその人らしく生きるための看護を提供します。
●看護部基本方針
1.患者さん一人ひとりの権利と尊厳を尊重します
1)患者と家族の医師を確認しながら、倫理的な側面からも考察し最善な
選択を支持します。
2)患者さんのスピリチュアルを大切にケアに向き合います
3)患者さんのアドボケーターとしての役割を担いケアに臨みます
2.安全で安心な信頼が得られる看護を提供します
1)事故を未然に防ぐことができるよう、チームで安全に取り組みます
2)生命や身体を保護するための身体拘束は、必要性をチームで判断し
治療上での最善策を検討します
3)患者さんや家族の理解が得られるよう十分な説明や情報を提供します
4)退院後の生活も見据えた安心できる環境を提供します
3.チーム医療の一員として、役割と責任を果たします
1)事故の役割を認識し、チームにどのように貢献できるか常に考えます
2)お互い協力し持てる力を十分に発揮しケアを行います
3)他職種や他部門との調整を行い円滑に入院生活が送れるようにします
4.専門職業人として質の高い看護を提供するために自己研鑽に努めます
1)看護の専門性における学習を重ね専門職を意識します
2)研修会や学会に積極的に参加し新しい知識を身に付けます
3)研究的に洞察する力を養い、臨床の中で看護研究力を身に付けます
❤ 看護部目標 |
●平成30年度看護部目標
1.受け持ち看護師としての責任を果たすことによる、看護の質の向上を図る
2.『重症度、医療・看護必要度』変更に伴い、看護記録及び評価者教育を充実する。
3.診療報酬改定に伴う変更に対応し、病院の経営に寄与する。
4.目標管理システムの充実による職員満足度の向上を図る。